児童売春、セブ市に集中
[ 317字|2005.6.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ州の児童売春はセブ市に集中している︱︱国際労働機関(ILO)がこのほど、調査結果を公表した。
サンカルロス大学の協力で昨年十二月から二カ月間、実施した部分的な調査だが、確認された十一歳から十七歳までの売春児童数はセブ市で百二十四人で、周辺のマンダウエ市二十二人、ラプラプ市十人より圧倒的に多かった。
この数は、街角で客を取る児童だけ。比ILOの児童労働撲滅プログラムのマカシル代表は、この他に学費かせぎの学生売春、船員相手の売春、風俗営業での売春に関わる児童はさらに多いと話した。ビサヤ・フォーラム財団のアバデスコ氏は「特に、貧困、価値観が形成されないこと、仲間からのの圧力が道を誤らせる」とコメントした。(13日・スター)