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　出入国管理局は六日までにミンダナオ地方に不法滞在するインドネシア人二千四百四十八人に外国人登録証（ＡＲＣ）を発行した。

　二年前から、同局は比在住インドネシア人に永住権を与える業務を開始したが、登録したのはわずか二千人。その理由は登録手数料の千十ペソが用意できないためだった。

このため外務省と折衝、登録料を半分以下の四百十ペソに引き下げた。

　入管資料によると、ミンダナオ島に住むインドネシア人の七〇％は漁民と農業労働者で、サランガニ州グラン町や南コタバト州ゼネラルサントス市に集中している。多くは五十年以上も前から住みついて、その土地の言葉には不自由せず、中には比人と結婚して子供も持っている人も少なくない。（７日・スター）