ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2005.5.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
チョコレートヒル一新
比天然記念物に指定されているボホール州のチョコレートヒルは観光客に人気が高いが、環境天然資源省はこのほど展望台などを整備、面目を一新した。
州都タグビララン市から東に約六十キロの丘陵地帯に大小千二百六十八の円錐形の小山が林立する珍しい地形。乾季には草が枯れて茶色になり、キスチョコそっくりというので「チョコレートヒル」の名が付いた。
同省は地元のカルメンなど三町と協力、最も高く、百二十メートルほどもある二つの小山をきれいに刈るとともに、二百十四の階段を登る展望台を整備した。州観光局では「ボホールは究極の環境文化を楽しめる島です。道路建設業者の砂利採取も厳しく取り締まっています」と言っている。(4日・ブリティン)