ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2004.12.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ枢機卿、深夜ミサ欠席
セブ大司教、リカルド・ビダル枢機卿(73)は医師の勧めで今年は、クリスマス前の深夜ミサ、ミサ・デガリオ(シンバン・ガビ)を執り行わなかった。同枢機卿は一九八五年に枢機卿になって以来、毎年、降誕祭に先立つ九日間をセブ都市圏以外の町々を回って深夜ミサを主宰してきた。
セブ大司教区のダカイ報道担当によると、今年十一月末、同枢機卿はマニラの中国総合病院に入院、十二月中旬に心臓疾患の手術を受けたばかり。医師は、深夜ミサを取りやめて休息を取るよう勧めたという。セブ大司教区からは、セブ市のサント・ロザリオ教区のフリト・コルテス司教ら三司教を代わりに各町に送り込んで対応している。手術後の同枢機卿の状態は良好という。 (20日・インクワイアラー)