ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2004.12.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
2度ある事は3度
北ラナオ州イルガン市のヒナプラノン・バランガイ(最小行政区)で。日曜日の十九日、一台の汎用乗用車がイリガン・スクエア・ガーデン闘鶏場入口に近づく。突然、縁なし帽に黒シャツの男三人が現れ、一人が手投げ弾を車の中に投げ込んだ。ドカン。
逃げるヒマもなく、車内の三人の体中に破片が突き刺さったが、命はとりとめた。
被害者は会社支配人、ラモン・ユー氏(50)、元サルバドール市副市長のベルナルド・レテス氏(34)と二人の友人(45)。
ユー氏も同じ市の副市長経験者で、襲撃に遭ったのは今回が三度目。数年前、待ち伏せにあって生き延び、二年前にはガンマンが事務所に押し入ったが逃れた。警察は古くからのえん恨が動機とみている。(21日・スター)