ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2004.12.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
怪しい木材押収
セブ州アルコイ町でアントニオ・プランド町長は九日、地元警察が押収したトラック七台分の木材について、伐採が正当なものと証明されない限り引き渡さないと明言した。七台中四台分は町役場に、その他の三台分は山岳地帯で差し押さえられている。計九千メートル(厚さ二・五センチ)相当になるという。
プランド町長は「環境天然資源省地方事務所が伐採の正当性を証明できるまで引き渡しには応じない」と断固たる態度を表明した。同町長によると、環境省の地元役人は、木材を押収した警察当局に対し、ひそかに引き渡しを交渉してきたという。同町長は、これらの木材が指定された地域以外の場所で不正に伐採された可能性があるとして調査するという。(10日・ブリティン)