ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2004.12.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
NPA,公衆の敵を処刑
フィリピン共産党の軍事部門,、新人民軍(NPA)はボホール州セビリヤ町の「公衆の敵」ナンバーワンといわれる容疑者を処刑したと発表した。
同党の統一戦線組織、民族民主戦線(NDF)の中部ビサヤ地区スポークスマンは、処刑されたクティン容疑者(24)が今年八月、十六歳の少女を誘拐してレイプ、十一月六日にはセビリヤ町議を襲撃したとしている。クティン容疑者は十一月十五日、NPAに捕まり、人民法廷で有罪が宣告され、NPA地区部隊が処刑を実施した。クティン容疑者は八月十二日、午後九時ごろ、同町内で友人と一緒だった少女をナイフで脅し、近くの森へ連れ込みレイプした。翌日正午近く、少女は脱出して警察に届け出た。(10日・インクワイアラー)