ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2004.11.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
弁護士殺人、今年10人目
フィリピン弁護士会は二十二日、西部ビサヤ地方アクラン州でエドガー・カリソ弁護士が殺害された事件について強く非難するとともに弁護士殺害事件が増加しているとして関係当局へ警告を発した。
カディス会長は「重要事件担当の弁護士が狙われるケースが多く、既に今年十人が殺害されているのに、一件も解決されていない」と憤慨している。
同会長はまた、国家警察などにカリス弁護士およびセブ市でのヨンコ弁護士殺人事件の早期解決を求めた。カリス弁護士は二十日、アクラン州カリボ町で自家用車の中で二人組の殺し屋に十数発の銃弾を浴びせられて即死した。五月に起きたボラカイ島リゾートのドイツ人殺人事件で、容疑者の弁護人を務めていた。 (23日・インクワイアラー)