ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2004.11.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「覚せい剤首都」の汚名
九月下旬、マンダウエ市で覚せい剤密造所が発覚、十一人が逮捕された事件のお陰でオウアノ・マンダウエ市長は政敵から関与を疑われ、非難を受けた。また、同市は「東南アジアの覚せい剤首都」という汚名がついた。このほど行われた謝肉祭のミサで、同市長は違法な危険薬物取り締まりのため、市民が団結して前進しようと呼びかけ、マンダウエ市からの麻薬撲滅宣言をした。
覚せい剤密造所急襲事件以来、同市長は反対派勢力からこうした違法グループに絡んで蓄財をしたのではないかと中傷を受けて防戦に追われた。同市を地元とするクエンコ下院違法薬物委員会副委員長は問題を重視、同市長を委員会に召喚した。しかし、同市長は十分な準備で難関を切り抜けた。 ( 24日・スター)