ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2004.11.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
拉致の3船員、遺体で発見
海兵隊上陸部隊がこのほど、イスラム過激派、アブサヤフに拉致されたインドネシア人、マレーシア人ら三人とみられる遺体をタウィタウィ州で発見した。
一体は同州ラングヤン町マラミン・バランガイ(最小行政区)で、他の二体は同パンリマスガラ町のボアン・バランガイで見つかった。いずれも白骨化しており、詳しい身元は確認されていない。アブサヤフは今年四月十一日、ホロ島沖合いを航行中のタグボートを襲い、インドネシア人とマレーシア人二人、計三人の船員を拉致、身代金を関係当局に要求していた。しかし、拒否されたため三人を処刑、遺棄したらしい。
三遺体は国軍から警察当局に引き渡され、身元確認作業が行われているという。(24日・スタンダード)