ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2004.8.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
日本の参加を要請
モロ・イスラム解放戦線(MILF)のイクバル和平交渉団長は二十一日、停戦監視団にマレーシアなどイスラム諸国会議機構(OIC)加盟国に加えて、日本の軍事要員にも参加するよう呼び掛けた。同団長によると、日本にはことし二月、クアラルンプールで行われた第五回予備会談後にも、アロヨ政権と合同で要請したという。
イクバル団長がブリティン紙の質問状に文書回答したもので、停戦監視団が複数国で編成されれば権威が高まり、国際的な宣伝価値も生まれると説明した。停戦監視団のMILF側構想については「本部はコタバト市に置き、五つの機動チームが、それぞれコタバト、ダバオ、ゼネラルサントス、イリガン、サンボアンガの五市に駐留する。(22日・ブリティン)