ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2004.6.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
取り壊しに反対闘争
レイテ州タクロバン市バランガイ(最小行政区)25の約三百世帯は同市当局の家屋取り壊し計画に猛反対を表明している。同バランガイのアララル議長などによると、今回の選挙で当選したロムアルデス市長が選挙期間中に住民の立ち退きはさせないと約束したとしている。同議長は「当選挙区は立ち退きに関係ないとの話だったのに、今や取り壊しの脅しにあっている」という。
市の取り壊し計画によると、公用地に建設された約三百世帯の住む小屋を撤去しようとするもので、同市長が三期目に掲げた都市美化計画の一環。
同バランガイ役員,住民一同は「二十五年以上居住する家屋の取り壊し絶対反対」と反対同盟を結成して闘争態勢を組んだ。(15日・ブリティン)