ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2004.6.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「犯人は父親」が大半
子どもに対する虐待やレイプを防ぐには、母親によるこどもたちへの早期教育が不可欠︱︱ダバオ署少年課のビレラ課長はこのほど、近親相姦(そうかん)などの家庭内暴力増加を受けて市民に呼び掛けた。
同課長によると、「万一に備え、母親が子供たちに最寄りの警察署の場所や、警察への通報方法などを教えるべき」で、そうした教育は学齢期前が望ましいという。
また、子どもに対する犯罪の九五%は「顔見知り」によるもので、「知らない人に気をつけなさい」という警告は意味をなさない、としている。さらに「子どもを残して出掛けないこと」が重要らしい。
残念なことに、レイプを含む虐待の容疑者は父親であることが多い。(17日・ミンダナオタイムズ)