ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2004.6.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミニ発電所で電灯つく
ダバオ市郊外のサロイ・バランガイ(最小行政区)の約百五十五世帯が、建設された発電量十二キロワットのミニ水力発電所の電力供給を受けられるようになった。発電所は国連開発計画、米国際開発局、ミンダナオ・エネルギー再利用計画同盟(AMORE)などの協力で建設された。
一般家庭、学校、その他主要建築物などに電気を供給するとともに同地域の生活、社会サービス発展にも尽力している。同発電所は一時間に五十キログラム入りの米袋を三、四袋、精米できる精米所、その他の穀物の脱穀などにも利用されている。AMOREは同発電所を利用して主力産品の米、トウモロコシのほかに付加価値の高い野菜栽培による農家の収入増を目指す計画にも乗り出した。(14日・ブリティン)