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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 314字|2004.2.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

少数民族の舞踊を研究

 フィリピン屈指の民族舞踊団「バヤニハン」などが近く、中部ミンダナオ地方に居住する二つの少数民族に伝わる歌と舞踊について研究を始める。観光省やダバオ市なども協力を表明している。研究対象となる少数民族の一つ、マティグサログ族はマノボ族の一派で、狩猟が主な生業だった。しかしルソン島などから農民が移住した影響で、現在は村に定着し農耕で生計を立てるようになった。民族衣装は鮮やかな色の丈の短いブラウスや短いスカート。

 一方のタガカウロ族はダバオ湾の西岸に居住し比の最高峰アポ山の精霊を信仰している。内部分裂を繰り返したため小さな集団となった。この部族の特徴は歯が黒く、まゆはそられ左腕に共通の入れ墨を入れている。

(15日・スター)

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