ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2004.2.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
給水計画に約2億ペソ
オランダ大使館が中部セブ地方の将来見こまれる水利用増に対応するため、今後五年間、飲用水給水拡大事業計画に一億八千五百万ペソの供与を予定していることが明らかになった。セブ州政府はじめ天然資源環境省地域事務所、水道会社、水資源センターなど五団体がセブ地方における水資源危機回避のための行動計画策定会議に際して、公表された。
セブ地方の「持続可能な社会・経済開発」が続くにつれ、水資源への依存度が高まり、特に工業化、都市化が進む地域で深刻化している。同地方は伝統的に帯水層の水利用に依存しているが、近年の給水増加に伴い、帯水層への海水浸水、汚染増大などが緊急対応課題との見解で、五団体が一致した。(17日・ブリティン)