ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 291字|2004.2.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
船からエンジン盗む
昨年三月からセブ州マンダウエ市のオウアノ港に係留されていた元インドネシア船籍の船舶から、百万ペソ相当の部品が抜き取られ違法に売買されていたことがこのほど分かった。
関税局によると、盗まれたのはアセチレンタンク、酸素タンク、いかり、エンジンなどで同局が一部押収したという。部品が抜き取られたのは、修繕のために寄港した「ラカンビニ」号。しかし、税関手続き上の不備があり、修繕されることのないまま放置されていた。
昨年十一月には同号を遺棄されたものと見なして、同局が没収。競売にかける計画だった。
同局はオウアノ港の警備員らが関与しているとみて追及している。(22日・フリーマン)