ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2004.2.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
材木伐採を一時停止
天然資源環境省(DENR)中部ミンダナオ、イスラム教徒自治区(ARMM)両事務所はこのほど、両州境にあるバラニブド湖周辺地域での木材伐採一時停止措置を取った。
同湖周辺は北コタバト州アラマダ町とマギンダナオ州ブルドン町の境界線がはっきりせず、双方で境界線争いをしていた。また、両州で木材伐採政策に相違があり、北コタバト州は天然木の伐採禁止措置をとっているが、マギンダナオ州は一部木材の伐採許可を出していた。
両町の境界線紛争を解決するため、DENR地方事務所とマギンダナオ州政府が同湖周辺の伐採一時停止で合意。さらに両州政府が後押しして、合同調査委員会を設置、両町の境界線策定作業に乗り出す。 (15日・ブリティン)