ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 300字|2004.2.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
渡り鳥ウオッチング延期
セブ島東方に位置するオランゴ島の野生動物保護区で予定されていた渡り鳥観察会が鳥インフルエンザ懸念から延期の羽目になった。同保護区のマパロ局長によると、日本、韓国、フィリピンの学生が参加して国際交流キャンプを張り、渡り鳥の観察・標識付けが行われることになっていた。
これらの渡り鳥は北半球の冬を逃れてベトナム、韓国、日本、中国、台湾などから飛来するが、オランゴ島の保護区で小休止するという。学生たちは鳥を捕獲して体重やサイズ、飛来国標識を取り付け、放鳥することになっていた。
農務省がアジア諸国の鳥インフルエンザ発生状況を受け、渡り鳥に接触する行為を中止するよう勧告していた。(8日・ブリティン)