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2月16日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 319字|2004.2.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

カモ類への需要増加

 アジア諸国での鳥インフルエンザが流行するにつれて、ダバオ市では鶏肉の需要が急低下、代わってカモなどへの需要転換が見られる。バンケロハン公設市場の鶏肉業者の一人は「インフルエンザのお陰で販売量はがた落ち」と嘆く。それによると、これまで一日二百羽の鶏を購入していたバーベキュー店がいまや同五十羽がせいぜいという。一日三十羽の日もあるとか。

 一方、鶏肉需要が低下してもカモなどの需要は急増中という。ある業者は「バーべキュー店は鶏肉の代わりにカモや七面鳥を使用する傾向があるので、卸し売りを探している」と方向転換を示唆。別の鶏肉業者は「わが国では鶏肉は大丈夫という認識が広まって、需要が戻ることを最も期待している」と述べた。(10日・スター)

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