ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2003.12.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
選挙対策で隠し子公表
貿易産業省長官職を辞職して上院選出馬を狙うロハス前長官が隠し子の存在を公にしたことで、地元カピス州民が驚いている。
前長官はマニュエル・ロハス元大統領の孫。一九九三年に肝炎で死亡した同州選出のジンゴイ・ロハス下院議員は弟に当たり、地元住民にとってロハス一族の威光は絶対的だが、前長官の私生活はベールに包まれていた。四十六歳と年齢は高いが「最も理想的な独身男性」として人気がある。地元女性(21)は「彼に子供がいたなんて。誰もが驚いているわ」と、ショックを隠せない様子だ。
前長官には「ゲイ疑惑」もあった。十歳になる隠し子の存在で払しょくされたが、選挙前のスキャンダル対策との見方もあるようだ。(13日・インクワイラー)