ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2003.12.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コーン大食い大会
イスラム教徒自治区(ARMM)マギンダナオ州ウピ町で十九日、初の「トウモロコシ祭り」が開かれる。高原野菜の産地である同町が観光振興を目的に開催するもので、目玉は大食い競争。調理したトウモロコシ二万四千本を用意する計画で、すでに数百人が参加登録をしているという。
ピアン町長は「祭りだけでなく観光も楽しんで欲しい」と述べる一方、同時開催する感謝祭行事の一環で先住民族のテドゥダイズ族の文化や暮らしぶりを紹介する予定。
「わが町は小さく発展途上だが、観光拠点として認知されるよう努力したい」と話している。ウピ町は国内有数のトウモロコシ産地で、ルソン島におけるバギオのようなマギンダナオ州の「夏の首都」。
(13日・インクワイアラー)