ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 299字|2003.11.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
空港を来月競売
ラプラプ市はこのほど、マクタン国際空港を来月第一週目に競売にかけると発表した。同空港当局が二億三千七百万ペソの地方税を滞納しているための措置で、対象は空港の敷地を除くすべて。同空港が一九九二年に国際空港として登録して以降、追徴などで生じた税額は五億ペソを上回り、そのうち約半分が未納という。
マクタン国際空港公団のコルドバ総裁代行は「競売にかける法的根拠はない」と反発。徴税逃れを意図しているのではないとし、「財政的に可能な範囲で納入できるよう現実的な手法を探るべき」と市側に訴えた。
公団は今年一月から毎月六百万ペソずつ納入しているが、市当局は「少な過ぎる」としている。(4日・ブリティン)