ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2003.11.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
休暇闘争で法廷空っぽ
東西ネグロス、イロイロ各州で裁判所職員がこのほど賃上げを求めて一斉休暇を取る闘争に突入、法廷はまひ状態に陥っている。
バコロド市の地裁ホールでは東ネグロス州と同市の裁判所職員約九百人が赤いTシャツを着用して気勢を挙げ、周辺をデモ行進した。デモ後は帰宅してしまい、公判や予備審理は延期された。西ネグロス司法職員組連合のトレンティノ委員長は「ほぼ一週間の一斉休暇は賃上げのため。要求が未達成なら休暇の延長もありうる」と語る。
判事などの低い給与が問題となり、新年度予算には給与・諸手当倍増プランが盛り込まれているが、一般職員は対象外。職員組合は同様の増額を要求している。 (4日・インクワイアラー)