ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2003.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ベッドが足りません
入院するなら折り畳みベッド持参でどうぞ︱︱西ネグロス州バコロド市内の公立病院、コラソン・ロクシン・モンテリバノ記念病院は「予備のベッドがない」として、患者の協力を仰ぎ始めた。
同病院のベッド数は四百床。バルデス市長によると、患者のほとんどは同市在住者で、このうち八割が妊婦だという。同市長は「病院と市、州が協力し、厚生省と交渉して貧弱な設備を改善しなければならない」と強調している。
さらに市長は新型肺炎(SARS)予算として割り当てられた百万ペソをベッドなどの施設備品購入に転用できるかどうかを調査中だという。
これに対し「バランガイ(最小行政区)単位での医療施設を充実させることが先決」との声も上がっている。(15日・サンスター)