ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2003.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ブタの除毛は難しい
バコロド市獣医事務所はこのほど、市内の食肉処理施設に対し「ブタの除毛処理が不適切」との警告を発令した。
同事務所の調査で、食肉処理業者の怠慢が明らかになったという。問題視されたのはブタの頭、四肢の部分で、八月上旬に販売業者から市当局へ苦情が寄せられた。内容は「解体された豚肉を購入したが除毛されてなかった。不潔」というもの。
これに対し、市の担当者はブタが大き過ぎる場合、除毛処理が難しいことに理解を示したうえで「解体後に処理業者ではなく、食肉処理の知識のない所有者が不適切な除毛処理を行った」と説明。さらに、不適切な食肉が流通ルートに乗ったことに対しては「市当局の怠慢」だとしている。(16日・サンスター)