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　イロイロ市のトレニャス市長は四日、「路上ビアガーデン」と呼ばれていたアロヨ通りの露天商街を付近の空き地に丸ごと移転する意向を明らかにした。同通りの露店商が一日までに立ち退かない場合、罰則を科すことになっており、今後、地主と交渉を進めるという。

　市の計画によると、空き地に照明やトイレを設置するほか、警官を配置し治安向上に努めるという。同通りは売春・薬物密売・発砲事件などの暴力沙汰の横行で知られている。

　同通りの露店のほとんどは、ビールだけでなくアルコール度数の高い酒類を提供。午後五時ごろから翌朝まで営業していた。移転後に市当局が営業時間や販売品目について規制するかどうかは未定。（５日・サンスター）