ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2003.7.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
クラブ閉鎖で波紋
富裕層に人気のラテン・ミュージック・クラブ「ミ・ヴィーダ」に対し、セブ市当局はこのほど、娯楽税約九万九千ペソを滞納したとして閉鎖処分にした。同市は二〇〇四年の市長選で再選を狙うオスメーニャ市長の肝入りで徴税対策を強化している。
同店が入居するアヤラセンターは施設全体の客足に影響するとして市側を非難。しかし市は「再三、納税勧告してきた。同店は営業許可証さえ取得していなかった」とし、強硬姿勢を崩してない。
その一方で同市長は「地元歌手のみ優遇しては外国人アーティストに敬遠される」と述べ、外国人バンドらの出演に対してクラブなどに課している税率三〇%の娯楽税撤廃について検討を始めた。(5日・セブデーリーニュース)