ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2003.6.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
道路建設で不正
東サマール州で工費一億五千万ペソをかけて建設中の「ドロレス・オラス︱サン・ポリカルピオ︱アルテチェ道路」について公共事業省中央事務所はこのほど、不適切な資材が使用されている可能性があるとして調査に着手した。
現地バランガイ(最小行政区)職員らが「政府基準を満たさない悪質な材料が使われている」として工事を請け負った地元建設会社を訴えたのを受けての措置。
訴えによると、契約上は強度が実証されているオルモック産の砂・砂利を使用することになっているが、強度が基準以下の地元産を転用しているという。
しかも、道路の幅が設計段階より狭くなっているなど工費節減のために不正が行われているとしている。(25日・ブリティン)