ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2003.5.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
窃盗の聖像見つかる
セブ州警察本部は二十八日、セブ市バサック・マンバリンにある骨とう品屋を手入れし、店内にあった聖像など百五十八点を押収、店主を事情聴取した。
これら聖像や宗教品はセブ、ボホール、レイテ各州の教会で盗まれたものとみられ、心当たりのある教会関係者が同本部に照会している。すでに三つの教会が確認済み。同本部はこの店主を盗品販売の容疑で送検する方針だ。
百五十八点の内訳はキリスト受難の像十五体、聖像の頭部十五点、聖像の手六十三点、天使七点、王冠六点、銅製の聖杯六点——など。
調べに対し、店主は「聖像などはインターネットを通じて米国在住の複数のバイヤーに配送するつもりだった」と話している。(30日・インクワイアラー)