ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2003.4.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スルー選出議員が演習支持
スルー選出のムニル・アルビソン下院議員はこのほど、スルー州で行われることが決まった比米合同軍事演習「バリカタン03︱1」に歓迎の意を表明した。同演習は六月開始の予定。
米軍が演習に参加することによって、イスラム過激派アブサヤフによってもたらされた「無法状態」という同州のイメージが改善されることを期待している。また、同議員は「わずか五百人のアブサヤフが、誘拐した人質をジャングルに拘束し続けたため、スルーはアブの国と呼ばれ、イメージを大きく傷つけられた。しかし、スルーをテロの中心地視するのは不公平」と反発。
軍事演習開始前の先月、五百万ドルに上る米政府の同州への援助が医療、薬品援助の形で既に始まったのを歓迎した。(24日・ブリティン)