ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2011.12.19|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
貧困州の返上目指す
財務省が発表した貧困自治体番付で、コタバト市は、これまでの3級都市から1級都市に上がり、来年1月から正式に昇格することになった。また、マギンダナオ州も貧困州20州のうち、従来の17位から15位へ若干ランクを上げた。コタバト市は、2010年の徴税で前年比5千万ペソ上昇し、同州ではジェネラルサントス市に次ぐ徴税額だったのが評価された。
一方、マギンダナオ州のマングダダトゥ知事は、「ランク上昇には満足していない。番付不掲載を目指す」と言明した。同州知事は、その方策として①教育の向上②農業改革③平和な社会と公共の安寧︱︱を挙げた。特に識字率を30%まで向上させること、目下取り組み中のヤシとゴムの木の育成に力を注ぐという。(15日、ビジネスミラー)