ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2011.12.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
北サマールでコメ虫被害
北サマール州の約3分の1の地域がコメ虫の被害に見舞われ、11月時点での被害総額は1千400万ペソにのぼるという。農務省の地域作物保護センター(RCPC)によると、同州の24自治体のうち17でコメ虫が見つかっている。特に被害が大きいのはパラパグ、カトビグ、パンブーハンの各町。
RCPCのサラマト・センター長は「完全駆除はむずかしい。自治体や農家の協力を得て、被害を最小限に抑えることを目指す」と話している。
RCPCでは、コメ虫が嫌う菌類を使う方法と、捕虫器による駆除を指導している。補虫器は特に満月の前後の3日程度が効果が上がるという。コメ虫は2004年に南レイテ州で見つかり、その後近隣州に広まった。(15日、ビジネスワールド)