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8月22日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 315字|2011.8.22|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

米国の仲立ちに期待

 モロ・イスラム解放戦線(MILF)は、政府との和平交渉に米国が積極的な役割を果たすよう求める声明を発表した。MILFのウエブサイトに掲載された声明によると、米国には和平問題を調整する歴史的、道義的な責任があるとした。その上で仮に米国がミンダナオの民の求めに応じて、ミンダナオ地方をルソン、ビサヤ両地方と分離していれば、過去40年にわたる流血や破壊は起きなかったとしている。

 一方で、アキノ大統領とムラドMILF議長との先の会談に関連し、比共産党(CPP)がこれを「米国の差し金」と非難したことについて、そうした介入はないと否定した。また「今回はMILFの見解を理解して欲しい」とも述べている。(16日、ビジネスワールド)

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