ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2011.8.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
銃規制を中止
国家警察は、ビサヤ地方イロイロ州8町で実施していた自宅外での銃器携帯の禁止措置を15日で中止した。バカルゾ国警長官自らの指示によるもので、国警が8町に係官を派遣し調査した結果、銃器使用による脅威は「既に無くなった」というのが理由。禁止措置がとられていたこの2カ月余の間、これに違反した住民はなかったともいう。
禁止措置の対象となった8町が当初から措置の撤廃を求めていたほか、その後関連自治体や団体もこれに同調していた。
ディフェンサー同州知事は、今回の規制中止措置を歓迎しながらも、国警が挙げた中止の理由には承服できないとするとともに、「禁止措置は当初から間違っていた」と批判した。(17日、インクワイアラー)