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　ミンダナオ地方サランガニ州のレネ州知事は、インドネシアが新たに打ち出した漁業規制の影響がどの程度に及ぶか検討するため、地元の漁業組合や加工業者を緊急に招集した。インドネシアと接する同州南方の海域は、マグロの宝庫として知られる。

　新規制は海外からの漁業投資を禁止するとともに、漁獲類の輸出や加工品についても新たな規制を課している。特にこれまで規制の対象外だった60総トン以下の漁船について、外国人漁船員の乗り組みを禁止した。60総トン以上については既に６年前から同様の措置を実施済み。

　今回の措置は、先にサウジアラビアが打ち出した「サウジ化」同様に自国民の就労を優先する方針の現れとみられる。（16日、ビジネスミラー）