ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2011.6.27|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
渡り鳥の監視強化
環境天然資源省東ビサヤ地方事務所は、鳥インフルエンザ防止のため、渡り鳥の監視を強化している。
同地方で鳥インフルエンザ防止プログラム(AIPP)の中心的な役割を担うアーヌリト・ビオジャン氏によると、渡り鳥が最も多く飛来するマグエダ湾沿いの湿地をはじめレイテ州バルガノ、サンミゲル両町など7カ所に監視レーダーを設置している。
東ビサヤ地方は、アジア諸国からの渡り鳥が越冬するところとして知られている。今年も過去3年間に観察された渡り鳥59種のうち46種が確認された。
同氏は「渡り鳥の種類と数は年々減る傾向にあるが、人間に感染する可能性がある疫病は、報告されていない」と話している。(20日、ビジネスワールド)