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　ミンダナオ地方の西南端タウィタウィ州で二つの島を結ぶ橋が米国国際開発局（ＵＳＡＩＤ）の支援などを得て完成し、地域経済の活性化につながると期待されている。

　この橋は、タウィタウィとサンガサンガ両島をつなぎ全長約９００メートル。サンガサンガ側にはボンガオ空港もあり、商業活動の拠点の一つでもあることから、特に農産物の流通が円滑になる見通し。橋の延長道路の整備計画や同空港滑走路の拡張工事に拍車がかかり、サンボアンガとの新航路開設も近いと見込まれている。

　これまで両島を結ぶ主な手段はモーターボートだった。タウィタウィ商工会議所のナズルハ・マサフド副会頭は、「橋は長い間の夢だった」と、手放しで喜んでいる。 （21日、ブレティン）