ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2011.6.20|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スイレン加工計画始まる
北アグサン州ブトゥアン市で、スイレンを使った生活支援プロジェクトが始まった。皮切りとなったのは、同市マハイの住民を対象に開かれた3日間の講習会。スイレンの茎や葉を使い、帽子やかばん、スリッパなどを作る。
同市では川や入り江、湿地などにスイレンが数多く生育する。同プログラムの狙いは、手近に入手できるスイレンを材料に製品化を進め、国内だけでなく海外でも販売し、辺地の住民の生活向上をはかることにある。
市当局はこのプログラムに賛同を表明した65の協同組合を助成するため、980万ペソを支出する。これとは別に各組合は、事業立ち上げの資金として15万ペソの無利子融資を市当局から受けることができるという。(14日、ブレティン)