ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.6.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
食肉の品質を懸念
農務省の食肉検査機関は、東ビサヤ地方には規格に合った食肉処理場が一つしかないとして、流通している食肉の品質に懸念を示した。
レイテ州タクロバン市にある同機関地方事務所の技術責任者、ダリオ・カニラス氏によると、国の規格に合っているは、レイテ市イサベラにある食肉処理場のみ。同地方の7割の地域では、各地方自治体が独自に食肉処理場の認可基準を定めており、国の規格には合っていない可能性が高い。また、3割の地域には公的に認可された食肉処理場はないという。
食用肉は、販売前に衛生検査を受け、食肉処理場は国が設けた衛生規格などを維持しなければならない。「事態は深刻で、早急な対策が必要」と、カニラス氏は話している。(15日、ビジネスワールド)