ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2011.6.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スイレンで橋が危機
マギンダナオ州とコタバト市は、同市リオグランデ川に流れ込んだ大量のスイレンが橋脚に絡みつき、橋が壊れる恐れがあるとして、公共道路事業省に助けを求めている。
コタバト市は地理的に、長雨が続くブキドノン、北コタバト、スルタンクダラット、マギンダナオ各州から大量の雨水が流れ込む位置にあり、特にリオグランデ川にはリグアンサン湿地などから膨大な量のスイレンが流入しているという。すでに同川には約2万トンのスイレンが滞留、タモンタカ、キリノなど三つの橋の橋脚に絡みついた状況で、人力による除去は困難という。
スイレンなどの水草が大量に橋脚に絡んだまま放置すると、水圧で橋脚が壊れ、橋が崩壊する恐れがある。(13日、インクワイアラー)