ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2011.6.20|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
最も高価な市役所?
建設中のイロイロ市役所の建設費に疑問を持った地元紙が、行政監察院に調査を要請したことから、「フィリピンで最も高価な市役所?」と話題になっている。地元紙社主のロメル・イ二オン氏によると、同市役所建設費の見積りは、当初3億5千万ペソだった。その後4億5500万ペソになり、さらにマビログ市長名で2億6千万ペソの追加融資を大手銀行に申し入れているという。
「通常のビルは床面積1平方メートル当たり2万5千ペソ程度が常識的。しかし同市役所は4万8千ペソにもなる」と、イニオン氏。これに対しマビログ市長は過剰な建設費との批判を真っ向から否定。市役所の顧問弁護士も行政監察院の調査を受けて立つと表明している。(15日、インクワイアラー)