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　地元テレビ局は九月三十日、オスメーニャ上院議員がテレビの連続ドラマに弁護士役で出演する予定だと報じた。同議員はドラマ出演が二〇〇四年五月の全国統一選挙に有利に働くと指摘。「もし、選挙で負けたら映画に出演する」と述べ、芸能界進出に意欲を示しているようだ。

　息子のオスメーニャ・セブ州副知事は父親のドラマ出演について「初耳だ。七十歳近くになって今さらキャリアを変えようとは」と冷ややか。また、副知事は「議員として実績を積んだ父でさえ、（ドラマ出演という）手段に訴えざるを得ないのは嘆かわしい」とフィリピンの政治状況に憤慨している。

　近年、議員が芸能界進出を図ることは珍しくない。（１日・サンスター）