ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 297字|2003.10.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
銃携帯は必要?
急進左派市民連合、バヤン中部ビサヤ支部幹部の間で、脅迫を受けているメンバーに銃器を携帯させるべきとの声が上がっている。左派系政党バヤン・ムナのオカンポ下院議員が銃器による武装に積極的だと述べた。
過去数ヶ月間に全国で殺害されたバヤンのメンバーは三十五人以上。また、ミンダナオ地方コンポステラバレー州では、最近になってバヤン・ムナの若手党員三人が殺されていることから同議員が危機感を募らせているという。
一方、国軍側は「バヤンは共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)をカムフラージュする組織。監視の対象」としながらも、銃器携行の許認可は警察の管轄としている。(1日・セブ・デーリー・ニュース)