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　来年度予算を審議しているセブ州議会は十一日の最終読会で、総額十一億千三百万ペソを計上することが決定した。しかし、最終読会に出席した議員は十四人中、五人だけで決定の有効性を否定する声も出ている。

　約十一億ペソの予算の内訳は①州政府職員の給料や福利厚生など一般サービスに七億ペソ②病院や刑務所などの社会サービスに二億二千万ペソ③経済サービスに一億九千万ペソ——となっている。

　予算決定を遅らせたくないというガルシア知事の強い意向で最終読会は三十分で終了した。定足数八人を下回る五人しか出席しなかったことについて、同知事は「予算成立への妨害活動だ」と話している。 （12日・セブデーリーニュース）