多重マイノリティーに光 「世界は僕らに気づかない」 飯塚花笑監督インタビュー
[ 2483字|社会 (society) ] 無料「世界は僕らに気づかない」の飯塚花笑監督がまにら新聞の単独インタビューに対し作品に込めた思いを語った
比に関係のあるジャーナリストや評論家から絶賛を博した映画「世界は僕らに気づかない」(2023年、英名アングリー・サン)が2月から始まる日本映画祭(国際交流基金)を通じ首都圏、セブ、ダバオなど全国6カ所で無料上映される。映画に造詣の深い国際交流基金マニラ事務所の鈴木勉所長も「日本人・比人ともに見るべき映画」と広報に特に力を入れる本作。日本映画祭での上映を前に、同映画の脚本・監督を務めた飯塚花笑氏がまにら新聞への単独インタビュー(遠隔)で、作品に込めた意図と近年のLGBTQ(性的少数者)問題への見方について語った。 (聞き手は竹下友章)