消えた慰安婦像を探すべき 戦時性暴力被害者を訪問
![パンパンガ州カンダバ町でマラヤロラズのメンバーたちと会合後に記念撮影するホンティベロス上院議員(左奥に立つ紫色の服の女性)=3日午前](/image.php?file=277733l.jpg&pass=8d20d69c10ce933f391453f17ecf65b9)
リサ・ホンティベロス上院議員=野党・自由党=は3日、太平洋戦争末期に日本軍によるゲリラ掃討作戦で多数の村人たちが殺され、女性らが数日間にわたり兵士からレイプ被害を受けたとされるルソン地方パンパンガ州カンダバ町マパニケを訪れ、同町に住む被害女性らと面談した。面談で2017年12月にマニラ市ロハス通り沿いに設置されたフィリピン人慰安婦像が18年4月に当局によって撤去され、19年8月にカトリック教会内に再設置される直前に行方不明になったことを聞いたホンティベロス議員は、「消えた像を探し出すべきだ」として上院で調査する意向を示した。