燃油元売りトップライン 上場を来年3月に延期
[ 340字|2024.11.21|経済 (economy)|econoTREND ]
ビサヤ地方セブ市を拠点とする燃油元売り新興トップライン・ビジネス・ディベロップメントは18日、12月に予定していた新規株式公開(IPO)を来年1~3月期に延期するとフィリピン証券取引所(PSE)に報告した。トップラインは当初、今年に入って4社目となる新規株式公開を12月上旬に実施し、31億6000万ペソを調達する計画だった。機関投資家らに出資のための時間的余裕を持たせるためと説明している。トランプ氏の米大統領選当選が決まって以降、比の株価指数(PSEi)はそれまでの7000台から6700台へと一気に10.5%下落している。第2期トランプ政権が比を含む外国からの輸入品に高関税を課すと予想されていることから、比株式市場でも下げ圧力が強まっている。(19日・インクワイアラ―)