通年でマイナス5.5%と予測 史上最悪の成長率受け政府
[ 1045字|経済 (economy) ] 有料開発予算調整委員会が通年の経済成長率予測をマイナス5.5%に下方修正
フィリピン統計庁が6日発表した今年第2四半期(4〜6月)の国内総生産(GDP)成長率(速報値)がマイナス16・5%と史上最悪を記録したのを受け、政府の閣僚級開発予算調整委員会は今年通年の成長率予測を従来のマイナス2・0〜マイナス3・4%からマイナス5・5%に引き下げたと発表した。しかし、新型コロナウイルス感染拡大が収まる見通しはまだ立っておらず、国内の経済専門家らはこの修正値の達成も困難と示唆している。