対面授業復活の議論高まる 上院議員支持も政府は慎重
[ 1140字|社会 (society) ] 有料対面授業の復活をめぐり政府と上院議員らとの間で議論高まる
コロナ感染拡大の影響で通常より4カ月遅れてオンラインや自習教材を使った遠隔授業が始まって約2カ月が経過したが、モジュールと呼ばれる宿題の多さなど「遠隔授業について行けない」という子どもも多い。このため、来年1月から対面授業を一部採り入れた授業方式に戻すべきだという意見が上院議員らから出ている。これに対し、感染防止の観点から遠隔方式を継続すべきとアニョ内務自治相が慎重意見を表明するなど対面授業の復活に関する議論が高まっている。ロブレド副大統領が、対面授業を採り入れた独自の補習校を教育支援プログラムとして国内各地で始めていることも議論の背景にはある。